虹色のリズム

コンサートやレッスンのプログラムを組む時、頭の中でこれまでに読んだ本を探ることがよくあります。


リトミックのレッスンでは絵本は読まないと決めているので使用することはありませんが、内容からインスピレーションを得ていることは多々。


6月のレッスンで頭の片隅にあったのはこの絵本でした。


にじをつくったのだあれ?

ベティ・アン・シュワルツ 作

ドナ・ターナー 絵

鈴木ユリイカ 文




「おかあさん おかあさん にじをつくったのはだあれ?」
子うさぎの問いかけに母さんうさぎは答えます。

「さあね だれかしら?おともだちにきいてごらん」


七つの色、一色ずつに子うさぎは自分で答えを見つけます。



こちらはページをめくるたびに一色ずつリボンが出てくる仕掛け絵本です。


最後のページは大きな仕掛けが飛び出します。


母さんうさぎの大きな愛に包まれた夢のある作品です。



6月のレッスンではパネルに虹、そしてかえるくんカスタネットに虹色のタッセルをつけました。



タッセルの色を自分で選ぶ前に、タッセルの色からどんな物を思いつくか質問をしてみました。


り・ん・ご

う・み

水色
お・そ・ら

な・す・び

み・ど・り・の・く・る・ま


・・・


生き生きとリズム打ちをすることができました。



正しくリズムが打てることにも勿論注目していましたが、まだまだ小さな頭の中で「うーーーん」と考える時の子どもたちの様子。


脳がフル回転で動いてる!!!とはっきり分かる瞬間でした。


そして出てきた言葉の豊かさ。



これは私の力ではなく、どれだけ体験を積んでいるか、本を読んでいるか。




こういう場に出てこなくてはなかなか客観視できないことです。



子どもたちが自分で答えを探している時のお母さんたちの様子もとても印象的でした。



答えは子どもたちに委ねて黙る。



物語の中の母さんうさぎを見ているような気分になりました。






Shinobu Tsumura

関西在住のソプラノ津村しのぶです。 演奏とリトミック、音楽レッスンをしています。

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